ベビーベッドの安全性
赤ちゃんが快適な環境で過ごすために必要になってくるベビー用品に、まずベビーベッドが挙げられます。
赤ちゃんは、細菌などへの抵抗力がとても弱いといえます。ベビーベッドは、通気性が良くほこりや床の冷たい空気から赤ちゃんを守ってくれます。1日のほとんどを寝て過ごす赤ちゃんに、衛生的で快適な環境を用意してあげましょう。
ベビーベッドを選ぶ際には、「PSマーク」や「SGマーク」の表示があるか確認が必要です。
- PSマークの「PS」とは、「Product Safety(製品安全)」という意味です。PSマークは、国で定めている安全基準に合格したものに対して表示されます。
- ベビーベッドは赤ちゃんの生命に危害を及ぼす可能性があるため、国から「特別特定製品」として指定されており安全基準を満たしているかチェックされます。
- PSマークの表示のないベビーベッドは、販売を禁じられています。SGマークの「SG」とは、「Safety Goods(安全な製品)」という意味です。製品安全協会の定めている審査に合格し安全だと認定されたものに対して表示されます。
SGマークの対象となっているベビー用品は、ベビーベッドのほかにもベビーカー、抱っこひも、ハイチェア、パイプ式の子守り具、ベビーゲート、乳幼児用イス、テーブル取り付け用イス、プレイペン、クーハン、歩行器、綿棒、すべり台、幼児用鉄棒、三輪車、足踏み式自転車、一人乗り用ブランコ、こいのぼり用繰り出し式のポール、こいのぼり用矢車、金属製節句段があります。
最近では、使用期間が短いことからベビーベッドをレンタルする人が多いようです。
ベビーベッドを購入するにしてもレンタルするにしても、PSマークやSGマークの表示があるか必ず確認し、安心して赤ちゃんを育てられる環境づくりをすることが大切です。